Waves (WAVES)|法定通貨に価値が裏づけされた仮想通貨とは?

こんにちは!finte編集部です。
 
金融とテクノロジーの造語Fintech(フィンテック)。その中でも注目を集めているのが、仮想通貨(暗号通貨/アルトコイン)です!今回はWaves(ウェーブス)についてのご紹介です。仮想通貨は今現在、送金などと同様に投資対象として使用されているようですがWaves(ウェーブス)は投資対象としてみると、どうなのでしょうか。
 

 

Waves(ウェーブス)とは?特徴と活用方法があるの?

Waves(ウェーブス)とは2016年6月10日に運用が開始された仮想通貨であり、ドイツを拠点とするプロジェクトです。2017年7月3日時点での時価総額は約400億円で、時価総額ランキングは19位前後となっています。Wavesはリップルのゲートウェイのアイディアを利用していますが、リップルでは取引の合意が金融機関を介しておこなわれるのに対し、Wavesではそのすべてがブロックチェーン上でおこなわれるそうです。
(※2017年7月4日現在)
 

特徴

Wavesの特徴の1つとして、独自の通貨を発行するのではなく法定通貨(Fiat currency)に裏付けされたトークンを利用した取引(フィアットトランスファー)が挙げられます。これにより、USD、EUR、CNYなどの法定通貨を用いてDEX(分散型仮想通貨取引所)上で取引することが可能となっています。
 
Wavesは使い勝手も非常によく、UX(User experience)の良さにも定評があります。取引にはブロックチェーンをダウンロードする必要はなく、Chromeアプリなどで気軽に利用を開始できます。取引手数料も0.001 Wavesと安く、トークンで支払うことができ、取引スピードも最大1000txs/秒と非常に高速です。
 
耳慣れない言葉がおおいですが、ようは日本円のような法定通貨に価値が裏づけされており、使い勝手もいいという特徴があります。

 

活用方法

 
Wavesのプラットフォームではクラウドファンディング、オープンソース開発、コミュニティプロジェクト、他の支払いネットワークとの連携など様々な役割が提供されます。通貨取引に加え、メッセージ機能、投票システム、匿名送金など多種多様な機能を兼ね備えたトークンを発行できるため、多くの場面での活用が期待されます。また、Wavesの価格は今年に入ってからは概ね上昇基調をたどっており、投資対象としても魅力的と言えるかもしれません。
 

 

購入可能な取引所は?

Wavesはビットコイン同様にマイニング(採掘)により入手することもできます。Wavesのマイニングは専用ソフト不要で簡単な操作でおこなうことができます。とは言っても個人でマイニングをおこない、収益を出すには、ややハードルが高いため、取引所を通して入手する方法が一般的だと言われています。Wavesの取り扱いがある取引所を以下にいくつか紹介します。
 
ただし、残念ながらWavesは現時点では日本国内の取引所には上場されていないため、海外の取引所を利用することになります。そのため、bitFlyer以外のサイトは英語表記となっており、取引には最低限の英語力が求められます。
 

購入可能な取引所は?

 
取引所名:bitFlyer
【手数料】無料
【アカウント開設に必要なもの】Facebook/Yahoo! ID/ Googleでの認証
               or メールアドレス(要認証)+本人確認書類
【購入にかかる時間】記載なし
【営業時間】24時間365日

 
取引所名:Bittrex
【手数料】取引額の0.25%
【アカウント開設に必要なもの】メールアドレス(要認証)
               本人確認書類(1日当たりの送金額が$2000までなら不要)
【購入にかかる時間】数十分~数時間(送金が反映されるまでに時間を要することがある)
【営業時間】24時間365日

 

取引所名:Hit BTC
【手数料】取引額の0.1%
【アカウント開設に必要なもの】記載なし
【購入にかかる時間】記載なし
【営業時間】24時間365日

 
 

レートは? 今までの推移

Wavesは2016年7月の市場公開時の価格は0.0024円/1Wavesでした。その後、0.0002円/1Wavesまで急落し、しばらく低迷を続けていましたが、2017年3月から上昇基調に転じ、6月には市場公開時近くまで値を戻しています。
 

ビットコインからの乗り換え層の押し上げにより値上がり

Wavesの価格が2017年5月以降に急騰した理由の一つとして3月11日のビットコインETF化の否認が挙げられます。ビットコインは高まる人気を背景にETF化(投資信託として上場すること)が計画されていましたが。これが決まれば、ビットコインの取り扱いは正式に金融商品となります。そうなると、仮想通貨が今までどうなるかを見守っていた投資家たちが参入してビットコインの市場の価値が大きく跳ね上がると予想されていました。
 
しかし、あえなく米証券取引委員会(SEC)により否認されることとなりました。このため、失望した多数の投資家によるビットコインから他の仮想通貨への資金の乗り換えが発生し、イーサリアム、リップルなどの仮想通貨が軒並み急騰しました。Wavesの急騰もこの恩恵を少なからず受けていると考えられます。
 

システム不具合により、定まらない価値

Wavesは公開時に高値を付けた直後に急落し、再び急騰、急落を繰り返し、底値を付けました。この理由の一つとして資産家などによる投機目的の大きな資金の流出入があったことが考えられます。このような公開当初の乱高下は他の仮想通貨でも見られており、それほど珍しいことではありません。この他の要因として、WavesのICO(先行発売)時に複数の不具合が報告されたことが挙げらます。具体的には、ICO参加者へのメール未送達、Waves残高表示の不具合、ICO参加状況の不透明性などで、これらが少なからず価格の下落に影響を与えたと考えられます。

 
 

さいごに

いかがでしたでしょうか。
 
仮想通貨は何も投資のためのものだけではありません。実用的な機能を備えた。メッセージ機能、投票システム、匿名送金など多種多様な機能を兼ね備えた仮想通貨も存在します。様々な使い方がある仮想通貨はその分、信頼度も価値も高まります。今後はそんな特徴的な活用方法のある仮想通貨も紹介していきますのでよろしくお願いします!
 


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