
Befundサービスプラットフォームは、国際的な金融専門家、キャピタルファンド企業から強い関心を集め、さまざまな企業が、初期の後援者とパートナーとして経営陣に参入しているようです。
Befund が暗号通貨トレード業界にて重要なニーズに応えるよう期待されていることは、同社をサポートしアドバイスする有力なパートナーのリストからも読み取れるかもしれません。
暗号通貨トレーダーをガイドするプラットフォーム Befund

5月16日に ICO を開始した、シンガポールを拠点にするこの非営利団体のプロジェクトは、金融市場リテラシーがさほど高くない暗号通貨トレーダーをガイドするためにデザインされています。
Befund は、金融業界の専門家がその知識を潜在的なクライアントと共有するための、分散型のソリューションを提供するそうです。
このプラットフォームは、『熟練したプロトレーダーによる暗号通貨市場の精密な分析に安全にアクセスしたい』という熱心な暗号通貨トレーダーのニーズをうけて、金融、法務、技術関係の専門家チームによって開発されました。
プロジェクトを支援するアドバイザーチーム
ダン クラントン氏 | Duncan-Williams のCEO |
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チャールズ J. ビーチ氏 | Flypaper Studio の会長 |
ケニー ペイ氏 | Ellington 計量アナリスト |
リ フュード氏 | Bitcoin86.com の設立者 |
P. デュアン博士 | Cisco 暗号通貨研究主任 |
暗号通貨領域に存在するニーズに応えることを期待されたBefund を後援するチームは、世界中から上記のような金融・技術アドバイザーのサポートを受けることになったそうです。
また同社は、Daos Capital、BlockVC、Node Capital、Flag.VC、Genesis Capitalなどの投資・キャピタルファンドとのパートナーシップも締結しました。
これら各企業は、長年の伝統的な金融市場についての知識と経験を活用して、ブロックチェーン取引セクターに、専門的なアドバイスとガイダンスを提供します。以下のような企業もパートナーとなっているようです。
Daos Capital
Daos Capitalは、熟練のベンチャーキャピタリストのグループで構成されており、プライマリおよびセカンダリマーケットのトレード知識を暗号通貨の世界に導入します 。
AI 技術を使用して、激しく変動する通貨のリスクを緩和できる短期的・長期的な戦略を策定するそうです。
S. Capital
S. Capitalは、ブロックチェーンとデジタル資産投資を専門とする、デジタルベンチャーキャピタル企業です。
同社は、ブロックチェーンとデジタル資産の資金調達を専門とする中国の優良企業として知られています。
BlockVC
BlockVC は、定量的な資金調達戦略に基づいたプライマリおよびセカンダリマーケットに関するガイダンスを提供する企業です。
同社は調査活動をおこない、ブロックチェーン企業に戦略的な資金調達をおこないます。
Node Capital
Node Capital は、暗号通貨起業家をビジネスサービス、開発、戦略的計画で支援することにより、ブロックチェーンセクターのより大きくエコロジカルな側面に焦点を当てています。
健全で安定した業界の発展を促進するためのエコシステムの開発を支援する革新的な企業を探しているようです。
Flag.VC
Flag.VC は、バージン諸島を拠点とするベンチャーキャピタル企業で、ICO、PR、技術、および法的要件に関する企業の指導を専門としています。
Genesis Capital
Genesis Capitalは、ブロックチェーンのスタートアップ、それに続くプロジェクトレイアウトでの管理サービス、チーム構築、ブランディングに資金を提供しています。
プラットフォームが目指す世界観
Befund の目標は、世界のあらゆる管轄規制内で円滑に動作する標準化されたブロックチェーンベースのサービスプラットフォームを構築し、世界中の暗号通貨ファンド、ファンドマネージャー、トークンホルダーにガイダンスを提供することです。
長期的な目標としては、金融業界全体が暗号通貨市場に幅広く参入できるようなエコシステムを構築することを掲げています。
プラットフォームには、暗号通貨ウォレット、サブスクリプションプラットフォーム、投資管理ツールを含む、SaaS ツールプラットフォームによる支援でファンドマネージャーに対応し、清算支援を提供することを計画しています。
同社の BFDChain はパブリックチェーンで、開発者がブロックチェーン技術をベースにした各種ファンド用の分散型金融アプリケーション (Dapps) を作成できるように作られています。
これは、KYC/AMLや分析報告などの機能をサイドチェーンに分離することでブロックチェーンの遅延を緩和する、多様化したパブリックサイドチェーンです。
またプラットフォームは、BDFChain に 「リンク不能なシークレット ハンドシェイク (Unlinkable Secret Handshake)」と呼ばれる新機能を導入しています。
それは典型的な楕円曲線の選択上に構築され、支払人と受取人が中央当局に登録することで、トランザクションプロセス全般で匿名性を維持しながら、認証を受けることを可能にします。
Befundプラットフォームサービスは、その投資家やパートナーとともに金融業界全体の改革を目指しています。同社の海外事業部門ダイレクターである、カリル リン氏は次のように語ります。
私たちは、ブロックチェーン技術が世界的な投資家やファンドの間でより大きな信頼を集めながら、地理的な制約を取り払う力を備えていると確信しています。
私たちが世界的な金融システムにプラスの影響を与えるプラットフォームを構築しているということは、すでに弊社と提携している企業や専門家たちをご覧いただけば明らかです。パワフルな暗号通貨資産管理ツールに簡単にアクセスできるインターフェースを作成しており、これにより暗号通貨ファンド全体のための顧客基盤を継続的に拡大していきます。
ICOに関して
BefundのBFDChainは、 BFDTトークンにより運営され、ラーニングモジュールやスマートコントラクトのテンプレートへのアクセスに使用されます。
また、主要なBFDTホルダーは、このプラットフォーム上でおこなわれる独占的な先行ファンドセールに参加する資格が与えられます。
最大20億 BFDT が発行され、そのうち 9% は戦略的な後援者への販売、25% (パブリッククラウドセールを含む) は弊社 KYC の行程を経てホワイトリストされた購入者への販売、 そして 20% が Befund チームに配布されます。5億 BFDT 全てが販売可能となります。
Befund についての詳細は、同社ウェブサイトhttp://www.Befund.io/をご参照ください。
さいごに
いかがでしょうか?
暗号通貨の投資は情報収集能力と同時に、チャートの分析力が大切になってきます。今回紹介したようなプラットフォームが実現したらぜひとも利用してみたいですね。
興味がある方は、は、同社ウェブサイトhttp://www.Befund.io/をご参照ください。

finte編集部

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