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進化するフィンテックの低コスト化に貢献、ビックデータについて | finte [フィンテ]

こんにちは!finte編集部です。
 
Fintech(フィンテック)が発達をした要因と考えられているポイントは4つあります。スマートフォンの普及APIによる連携人工知能(AI)の発達、そしてビックデータの活用です。今回は、フィンテックとビックデータの可能性について紹介していきます。
 
 

関連記事|フィンテックの成長を支える4つの要素と、今後の発展とは?

 

ビックデータとは

 
ビックデータの解析、活用とはニュースなどでもよく耳にするようになった言葉です。意味としては読んで字のごとく「膨大な量のデータ」を解析、活用することです。どれだけの規模であればビックデータと呼ばれるのかという正確な定義は曖昧ですが、一般的な特性として

  • Variety(種類)
  • Volume(容量)
  • Velocity(頻度)

の3つの頭文字を取った3Vがそろったデータがビックデータと呼ばれており、ビックデータの解析とはこのような膨大なデータを分析して得ることができた情報を活用することです。
 

ビックデータの活用例

ビックデータを活用することによって成果を出している分野はさまざまです。例えばスーパー利用客の買った商品データを分析することによって、ビールはおむつと一緒に売れるという傾向があるということが分かったそうです。この分析結果からおむつを買いに来た父親が一緒にビールも買っているのだという仮説を立ておむつのとなりにビールを陳列したところ、売上が上がったそうです。
 
コンビニエンスストアは出店をおこなう際の立地をその土地の人口や、働いている人の数、交通量、店の大きさなどの複数のデータから分析し決定しているそうです。最も消費者にとっての身近なビックデータの活用例はネット広告ではないでしょうか。ネットを使用するユーザーがおこなった検索やSNSでの発信からその個人に向けて独自に商品の提案をしています。
 

何故今、注目されているのか?

ビックデータという言葉が大きく取り上げられるようになったのは2010年ほどだったといわれています。ここ数年から言われていることだと思いがちですが、その考え方と使われ方は実は昔からありました。中国では数百年の知識と経験から統計を出したものが、現在では風水占いということで今も引き継がれています。
 
このように膨大なデータを解析して、そこから規則性を導き出し活用していくということは考え方としては古くありましたが、実際にそのデータを使いこなせず活用できませんでした。近年のテクノロジーの発展から、データの蓄積することができる量が圧倒的に増え、それらを処理することが可能になりました。そのことにより多くの人がビックデータの活用に期待を寄せるようになっています。
 

ビックデータの注目度

 
2020年度の予想市場規模|市場規模マップ2020

 
実際に、ビックデータはどれほど注目されているのでしょう。調査会社IDCジャパン社によると2015年のビックデータの市場規模は、947億円で前年から比べると32%増加しているそうです。
 
これは地方競馬や家事代行サービス、Jリーグほどの市場規模です。しかし2020年には約3倍3000億円の規模になっていると予想されていて、これは電子書籍や家庭用ゲーム機、野外広告などと同程度の市場規模で、レンタルビデオや音楽ソフトを追い抜くと言われています。(ビッグデータの解析サービスコンサルティングを含むビッグデータアナリティクス)
 
ビックデータ全体の市場は1,1兆円にまでなると言われており、今後の可能性に多くの人が注目をしています。

 
 

フィンテックサービスとの親和性

 

いままでビックデータの活用について、その注目度についてご紹介してきましたが、フィンテックはどのようなビックデータを活用することができるのでしょうか。
 
最もよくビックデータの活用としてあげられるのは「融資審査」です。銀行など金融機関は、企業や個人に対して融資(資金を貸す)という業務があります。その際に金融機関がもっとも気にする点が、資金を貸す企業や個人にそれを返す能力があるのかどうかです。
 
個人の場合には、その人の収入や支出、銀行がもつ過去のデータから返せなくなる確率をビックデータにより算出します。企業の場合は売上や利益の成長度合いだけではなく、細かい業務に関わるビックデータから融資をおこなうかの判断に使うことによって、融資ができる機会を増やし資金の未回収を防ぐことに繋がると考えられています。金融期間による融資審査以外にもビックデータはフィンテックの領域で可能性を見出されています。

 

フィンテックにおける、融資以外のビックデータの活用例

 

資産運用

投資などの資産運用をおこなう場合、損をしないためには高い知識が必要とされていました。資産運用のアドバイスをしてもらうにはお金を払う必要がありましたが、ビックデータと人工知能の発展により、過去の金融商品のデータを分析し自分に合う資産運用を教えてくれるサービス「ロボアドバイザー」が生まれました。
 

不動産

地域の細かいデータをもとにすることによって、その土地の適正な不動産価格や賃料を計算しています。また、家を建てる際のローンに関する疑問点なども今ではスマートフォンから人工知能に相談できるフィンテックサービスが生まれています。
 

保険

事故などのリスクを細かいデ―タを分析することにより、適正な保険料を提供するサービスができています。例えば、車に取り付けた装置から運転のクセをデータとして分析し、そのドライバーの事故確率を算出します。これにより事故確率に合わせて個別に保険料を提供することができるサービスができています。
 
 

さいごに

 
フィンテックは金融に関する事柄をより便利より安く安全にすることができるテクノロジーです。ビックデータは、膨大な情報を解析、活用することにより、予測の精度を高めることができます。結果としてフィンテックの魅力である低コスト化に大きく貢献ですることができるのです。
 
 


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finte編集部

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