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フィンテックの各領域のサービス時系列をまとめてみた | finte [フィンテ]

こんにちは!finte編集部です。
 
2015年頃から取り上げられることが多くなったフィンテック(金融とテクノロジーの造語)は今では聞かない日はないほどの盛り上がりを見せています。日々新しいサービスが生まれ、大きな影響を社会に与える程に成長している会社も少なくありません。今回は、フィンテックの企業やサービスのスピード感を感じていただくために、各領域のフィンテック企業の創業とサービス開始日をまとめてみました。

 
 

領域ごとのサービス年代表

上記の図は、各領域ごとの企業設立時期を大まかに記したものです。これらを見る限り多くの企業が2011年以降に誕生していることが見て取れると思います。領域ごとに、設立やサービス提供開始の時期に傾向はあるのでしょうか。領域ごとに注目してご紹介します。
 
 

資産管理領域

資産管理領域とは

資産管理領域とは、家計簿アプリなどに代表されるフィンテックサービスの領域です。個人や企業の資産を管理をシンプルにするためのサービスで、スマートフォンのアプリなどになっていることが多くあります。テレビCMなどを打ち出している企業もあるので、見覚えのある企業やサービスも多いのではないでしょうか。
 

 
選定した4社の中で最も早く設立された会社は2012年に設立されたマネーツリー社です。創業メンバーが、多国籍な点が特徴的でオーストラリアやアメリカの国籍を持った方が創業されていますが、日本で創業された企業だそうです。株式会社 Zaimは最も後発に創設された会社ですが、サービスを提供を開始した時期は最もはやく、2011年からサービスを開始しているそうです。
 
無作為に企業を選定しましたが、すべての会社が2012年に設立されており、2012年は資産管理サービスを提供する会社が多く生まれた年であることが見て取れました。2012年には資産管理サービスの提供を促進するような何かがあったのかもしれません。
 
 

資産運用領域

資産運用領域とは

資産運用領域とは、株などの資産運用をおこなう際に有効なアドバイスや、運用を低額で代行してくれるサービスであるロボアドバイザーやお釣りで投資ができるサービスを提供する企業領域です。自動貯金アプリを提供する企業も今回はこの領域からご紹介しています。
 
日本ではあまり馴染みのない資産運用ですが、そのハードルを下げてくれる、フィンテックを代表する領域とも言われています。
 

 
選定した、9社の中で資産運用領域で最も早期に設立された企業は、楽天証券株式会社です。10万円から資産運用が可能なロボアドバイザーサービスである楽ラップは企業が設立された後の、2016年に提供が開始されました。サービスの開始時期は2015年にサービスを開始された8Now!を皮切りに、2016年、2017年に集中しています。これからも資産運用領域では新たなサービスが生まれそうですね。
 
 

決済領域

決済領域とは

決済領域のサービスとは、お金を払う選択肢を増やすことができるフィンテックサービスです。小規模なレストランや、個人で運営しているネットショップなどでは、クレジットでの支払いを可能にするために審査や、機械の導入などコストと期間が必要でした。しかし、決済領域のフィンテックサービス使用することによって、より安く早く、消費者のお金の払い方の選択肢を広げることができるようになりました。
 

 

 
選定した決済領域4社の中でもっとも歴史がある会社は株式会社メタップスです。メタップス社は決済サービスのSPIKE以外にも、人工知能の研究をおこなっていたり、まったく新しい経済を生む出す時間の取引所Timebankサービスの提供をおこなっています。
 
サービス提供がもっとも早いサービスは、無料でわずか30秒でネット販売できる決済サービスBASEです。株式会社Liquidが提供する決済サービスでは指紋にお金をチャージすることで、手ぶらで買い物を楽しむことができます。決済領域サービスには個人がビズネスをはじめる障壁を低くし、買い物をより楽しくする可能性を持っています。

 
 

仮想通貨領域

領域の概要

ビットコインを代表に「新しいお金のかたち」として話題に登る仮想通貨。その数は多く、それぞれの仮想通貨には特徴があります。これらの仮想通貨を使用すれば、海外にお金を送る時に高い手数料を取られることはなく、従来では考えられないほどの速さで送ることができます。
 
さらに安全性も高く、かんたんには不正や、改ざんが難しい作りになっています。日本では投機を目的に購入されることが多いですが、その可能性は多くの人に認められている領域です。
 

 
仮想通貨の取引ができる取引所を仮想通貨領域企業として5社選定しました。仮想通貨のサービス開始時期は選定5社ともほとんど同じで、2014年に集中しています。それまでは、最大級の取引規模を持っていたマウント・ゴックスという会社が経営破綻をした2014年2月28日以降であり、マウント・ゴックス社破綻のニュースが流れた次の月から、サービス提供を開始をしたBTCBOXには驚かされます。

 

 
 

クラウドファンディング領域

領域の概要

クラウドファンディングとは、ネット上で新しい挑戦をするための資金を集めるためのプラットフォームです。クラウドファンディングには様々なタイプがあり支援をすることによって得ることができるリターン(支援に対するお礼)の種類によってタイプが分かれます。支援することに特にリターンを求めない寄付型や支援した人に優先的に新しくできたサービスや商品を提供する購入型などがあります。
 

 
サービス提供が開始された時期は2009年から15年の間で特に傾向などは見られませんでした。早い段階からサービスを提供していた株式会社ミュージックセキュリティーズ社は、証券化事業と音楽事業の2軸でサービス展開をおこなっていて、はじめのうちはミュージシャン向けの音楽ファンドに特化したサービスだったそうです。クラウドファンディング領域で、知名度の高いCAMPFIRE(キャンプファイヤー)とREADYFOR(レディーフォー)は同時期2011年からサービスを開始しています。

 

 
 

ソーシャルレンディング領域

領域の概要

ソーシャルレンディングとは、ネット上で資金が必要な企業や個人に対して、お金を貸すことができるプラットフォームです。融資(お金を貸す)ですので、資本金を元にした新しい挑戦で得た利益は、定期的に支援をしてくれた人に対して利子を含めて返す事になります。支援をおこなう人は、その「利子」という金銭的な利益と、純粋に事業を応援したいという感情から、お金を支援することが多いようです。
 

 

ソーシャルレンディング領域から4社の企業を選定しました。選定企業ではサービス提供開始時期は特に傾向はなく設立時期もバラバラです。4社の中では、サービス提供が最も早い企業はmaneoで、最も後発な企業はファンディーノです。ファンディ-ノは日本初の株式投資型と呼ばれる新しいタイプのクラウドファンディングです。細かく言うとソーシャルレンディングではありませんが、ソーシャルレンディング領域にて選出しています。
 
ファンディーノは上場していない企業の株(権利)に投資することができるサービスです。後発だからこそのアイデアがあるようですね。
 

 
 

法人サポート領域

領域の概要

法人サポート領域は、経営をおこなう際に必要な経理などの煩雑な作業をシンプルにするサービスです。給与の計算や、会計、請求書など企業はお金と切っても切れない関係があります。直接、利益につながらないだけに、なるべく人員を割きたくはないものの、間違いが許されない業務でもあるので、手軽に正確に業務がおこなうことができる法人サポート領域のサービスはとても重宝されているようです。

 

 

選定した5社の中で、最も歴史の長い企業は1995年に設立されたPaidを提供するラクーン社です。もともと、経理業務を請け負うというサービスを提供していた企業がテクノロジーを取り入れたようです。法人サポート領域には、企業内の採用や教育、評価制度などのサービスを提供するHRtechと連携している企業も多いようです。FintechとHRtecのサービスが更に普及することにによって、より働きやすい環境が生まれたり、業務の生産性が高まればいいですね。

 
 
 

さいごに

いかがでしたでしょうか。
 
今回、企業の設立時期とサービスの提供時期を調べることによって、企業やサービスが生まれるタイミングは重なることがあるということがわかりました。2015年から認知され始め多くの注目を集めるフィンテック。2017年以降、どういったサービスが増えてくるのでしょうか。楽しみですね。

 
 


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佐野 祥貴

佐野 祥貴

新卒で入社した企業の出資先であるベンチャー企業に入社1ヶ月で出向、事業の立ち上げ、Web広告の営業、広報活動などを経て、finte編集部にて活動。全くの初心者にも知見のある方にも、わかりやすく、おもしろいフィンテックとの出会いをWebを通じて届けることができればと考えています。

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