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万里の頂上も宝くじでできた!?宝くじの起源を調べてみた

こんにちは。finteインターン生の野中です。
 
多くの人に夢を与える宝くじ。フィンテックの技術は「夢を買う」宝くじにも影響を与えているそうです。今回は、これからの宝くじのあり方を、宝くじの起源から振り返ることによって考えてみます。
 
 

なぜ、人は西銀座のチャンスセンターの1番窓口に並ぶのか?

 
先日、母と東京観光に訪れた際に、母が宝くじを購入したいということで、当たりやすいと有名な西銀座のチャンスセンターの1番窓口に一緒に並んでみました。
 
他にも窓口がありながら、なぜほとんどの人が1番窓口に並ぶのか気になり仮説を立ててみました。「昔、偶然一等が当たった人の話が噂になって1番窓口が有名になっただけではないだろうか。噂を聞き多くの人が並んだことにより、結果的に1番窓口での宝くじの発売枚数が増え、当選の数も増えたのではないか」と思いました。
 
夢のない話かもしれませんが、発売枚数が増えたのなら、その分外れの数も増えるので、結果どこで買っても当選確率は同じだと思いました。普段は深く考えないと思いますが、多くの人に希望を与えている宝くじについて、すこし気になった人もいると思います。
 
今回は、宝くじの起源について理解を深めてみたいと思います。
 
 

万里の頂上は宝くじによってできていた!?

 

くじの歴史をたどると、約2,000前のローマ時代までさかのぼるそうです。ローマでは運を天に任せる神聖な儀式が多くおこなわれており、古代ギリシャでは紀元前500年前から公務員を選出する際に、汚職防止のため、くじが使われていたり、建築に必要な資金を調達するためにも使われていたようです。
 
実際に万里の頂上の建設資金を調達するためにも、宝くじ(白鳩票)が発行されたそうです。
 
 

日本の宝くじ文化はいつから?

 
日本の宝くじの誕生は、江戸時代初期(1624年ごろ)の大阪府箕面市にある「箕面山瀧安寺」が始まりだと言われています。当初は富くじにギャンブル要素はなく、正月の元旦から7日までの神社の参詣者が、自分の名前を書いた木札を「唐びつ(ふたのついた箱)」の中に入れ、7日に寺僧が「キリ(手を使って小さな穴をあけるための工具)」で3回突き、3人の当せん者を選びだし、「福運のお守り」を授けていたそうです。
 
ちょうど現代のおみくじのようなものですが、これらが次第に金銭に結びつき、現在の宝くじのような「富くじ」が広まりました。
 
 

徳川幕府が富くじを禁止した?

 
富くじがギャンブルとして流行ってしまったので、徳川幕府によって「富くじ」禁止令が出されたそうです。一般の人々向けの禁止令は出ましたが、神社にだけは修復費用の資金調達の一方法として、天下御免の富くじ「御免富(ごめんとみ)」の発売を許していたそうです。
 
その後、天保13年(1842年)の天保の改革によって、明治元年(1868年)には太政官布告によって、完全に「富くじ」は禁止されました。天保の禁令以来、約100年間、日本では富くじは発売されなかったそうです。
 
 

戦争中に再開された富くじ

太平洋戦争の末期に、政府が軍事費の調達を測るために、1枚10円で1等10万円が当たる富くじ「勝札(かちふだ)」を発売しましたが、当選発表がおこなわれる前に、終戦し敗北したのでのちに「負け札」と呼ばれるようになりました。同年に、戦後復興資金調達のため、新たな富くじである「宝くじ」が発売されたのが、現代の「宝くじ」の始まりです。
 

その後、地方で数々の「宝くじ」が発行されましたが、戦後の復興活動により、当せん者には金銭、さらに景品(住宅一棟など)が贈られることもあったそうです。昭和40年には最高賞金が700万円となり、年々最高賞金が額が上がっていき、平成元年にはついに、最高賞金が1億円になりました。
 
 

ジャンボ宝くじ、ロトの登場

 
ジャンボ宝くじの由来は、大型宝くじをマスコミが「ジャンボ」と記載したことがきかっけで、「ジャンボ宝くじ」という呼ばれ方が一般化しました。またその後も、宝くじはギャンブルとしての役割だけではなく、阪神淡路大震災の復興の支援や、自治医科大学の整備資金調達を目的とした地域医療等振興自治くじなど、資金調達の目的があって発行されたものが多いようです。
 

平成6年に欧米で流行っていた数字選択式くじを日本人にも身近なものに取り入れようと研究された結果、現在の「ナンバーズ」や「ロト」が登場したようです。

 
 

フィンテック分野のテクノロジーを宝くじへ

欧米のビットコイン決済が可能な宝くじ

 

2016年、米国では、大人気の数字選択式宝くじ「パワーボール・ジャックポット」のビットコイン決済の導入を正式に発表しました。日本のロト6と同じく、1~69の数字の中から好きな数字を5つ選択し、当たった数字の数や当選者数に応じて賞金額が決まるシステムだそうです。
 
導入目的として、宝くじチケットの購入にビットコインを取り入れることで、デビットカードの決済手数料を軽減できることや、ITやテクノロジーに関心の高い人を新規顧客として獲得することだと言われています。
 

参照:Seesaa

 

ビットコイン決済が可能になったことで、世界のどこにいても購入が可能ですね。
 
 

人間が介入しない次世代の宝くじ

参照:Quanta公式

 

Quanta(クオンタ)とは、暗号通貨の1つでブロックチェーン(分散型台帳技術、あるいは分散型ネットワーク)上で動作する、人間が介入しない、全世界で購入が可能な宝くじです。人が介入しないことにより不正をおこなうことが困難になり、還元率が高くなるというメリットがあるそうです。実際に従来の宝くじの還元率は50%未満らしいのですが、クオンタだと85%の還元率だと言われているそうです。
 
不正も困難になり、還元率も上がるというのは魅力的です。仮想通貨で購入可能な世界で共通の大型宝くじが現れそうですね。
 
 

まとめ

 
いかがでしたでしょうか。
 
宝くじの歴史をたどると、金銭のためだけではなく、建設費用や、復興支援の資金調達をするためなどの目的があることに気づきました。一種のクラウドファンディングのようなサービスですね。
 
宝くじがIT化されることで、仮想通貨で購入が可能になり、賞金も仮想通貨になる日がくると、世界どこからども参加できる宝くじプラットホームができる日も近そうです。
 
今後の注目の分野ですね。

 
 


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野中美優

野中美優

関西の女子大学生。タイ、フィリピンでの海外インターンを経て、現在finte編集部にて活動中。『フィンテックをより身近に』というテーマのもと、大学生視点から、初心者にもわかりやすく情報を発信していきます。

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