ロボアドバイザーは儲かるの?主要3サービスと『投資の神様』の利回りを比較してみた

 
こんにちは!finte編集部の佐野です。
 
自動で投資をおこなってくれるサービス「ロボアドバイザー」が注目を集めていますが、資産運用をはじめてみようと考える人にとって、最も気になるポイントは『儲かるのかどうか?』という部分ではないでしょうか。 
 

この記事では、口コミなどから集めた各社ロボアドバイザーの利回りをご紹介するとともに、その利回りがどれほどのものかをご紹介します。
 
 

資産運用、自分でやるか、ロボに任すか。

 

銀行に預けて増えるお金は雀の涙、時代は資産運用に?

いまから23年前である1994年、カナダ出身のシンガーソングライターのジャスティン・ビーバー氏が生まれた年は、日本の銀行の金利は0.25%もあったそうです。
 
銀行の金利は下がり続け、銀行に預金していても全くといいほどお金が増えないという状態が続いています。
 
銀行にお金を「寝かせている」状態はもったいないと資産運用をおこなう人が増えてきているようですが、資産運用をおこなうことは簡単ではないようにも感じます。
 
いざ投資を始めようとすると、知識や損をしてもいいという覚悟などがどうしても必要になってきます。
 
実際に個人投資家の7割を超える方々が損失を出していて、その金額は平均で525万円にまで登るそうです。この数字を見るだけで、投資をやめておこうと思ってしまいそうです。
 
自ら運用をするとなると、ハードルが高く感じてしまう資産運用ですが、なかには特別な知識や覚悟を特に必要とせずに始められるサービスもあります。
 
運用を自分でおこなわずにプロに任せるという方法(投資信託など)がこれにあたります。運用をプロにまかせることで利益が出る確率は上がることが多いそうですが、やはりプロにお願いしているので運用を代行している分のお金は支払わなければなりません。
 
 

資産運用の第三の選択肢 ロボアドバイザー

 
・自ら運用する(知識や経験がある程度必要)
・企業などプロに運用を代行してもらう(ある程度の手数料が必要)

 
上記の選択肢以外に加えて、プログラムされたシステムに安価な手数料で資産運用を代行してもらうという、第3の選択肢がフィンテック領域から誕生しました。
 
それが資産運用を任せておけるロボアドバイザーというサービスです。ロボアドバイザーとは、幾つかの質問に答えるだけで自分の投資へのスタイルを理解してくれ、それにあった資産運用を自動でおこないます。
 

ロボアドバイザーの特徴・メリット

ロボアドバイザーの特徴としては以下のようなものがあげられます
 
資産運用へのハードルが低い
人が介入する部分が少ないため手数料を安く済ませることが可能
自らの投資スタイルを判断し、スタイルに沿った運用をおこなってくれる
投資状況に合わせて、大きく損をしないために、定期的に投資先を見直してくれる
 
魅力が多いサービスではありますが、ロボアドバイザーを利用すると、どれほどの利回りが期待できるのでしょうか。(利回りとは、投資した資金に対して、どれくらいの利益が出るのかを表す数値です。)
 
 

 
 

各種ロボアドバイザーの利回り比較

 
自分の投資の傾向を把握して自動的に運用をおこなってくれるというのは投資の初心者からすると、とてもありがたく感じます。
 
しかし、運用を代行しない場合にどれほど稼げるのか?他の投資家はどれほど稼いでいるのか?ということを比較しないと、数あるロボアドバイザーでどれを選ぶか、そもそもロボに頼むべきなのか判断がつかないのではないでしょうか。
 
以下に利回りがわかるロボアドバイザーサービスを3つご紹介します。利回りは楽ラップドットコムの情報を参照させていただきました。
 
各サービスごとで口コミをネットで検索し、見つけた利率に関する口コミから、平均の年間の利回りを計算したようです。(※こちらで紹介する利率などは、口コミからのもので信憑性を保証するものではありません。)
 

 

WealthNavi(ウェルスナビ)

 
3つのサービスのなかでもっとも平均利回りが高いと評価されているサービスがWealthNavi(ウェルスナビ)です。20代というよりは30代の方々をターゲットにしたロボアドバイザーであり、最低投資額はやや高めに設定しているところが特徴です。
 
こちらの方針は、WealthNaviを提供する企業の代表である柴山 和久氏の『20代の人には資産運用よりも自分自身へ投資してほしい』という考えからきているようです。
 

平均利回り  :13.54%
損益率    :6.70%
利用手数料  :1.0%
最低運用資産 :10万
参照     :WealthNavi
 

(※2018年4月10日『最低運用資産』修正)

 

 

 

楽ラップ

 
楽ラップは楽天証券株式会社の提供するロボアドバイザーサービスです。
交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか?
少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか?

といった、ユニークな質問に答えることによって、自分の資産運用に関する傾向を読み取り、その傾向から資産運用をおこなってくれるサービスです。
 

平均利回り  :12.5%
損益率    :6.34%
利用手数料  :年率0.65%(税抜)
最低運用資産 :10万
参照     :楽ラップドットコム
 

 
 

THEO(テオ)

 
THEO(テオ)は「お金のデザイン」という会社が運営しているロボアドバイザーサービスです。35~45の銘柄を取り扱っているため、そこから提案してもらえるポートフォリオ(投資の組み合わせ)が豊富である点が特徴的です。
 

平均利回り  :11.68%
損益率    :7.49%
利用手数料  :預かり資産3,000万円まで年率1% / 3,000万円以上 年率0.5%
最低運用資産 :1万
参照     :楽ラップドットコム
 

 
 

10%台の平均利回りは高いのか?低いのか?

 
3つのロボアドバイザーサービスを比べてみると、平均利回りは11.68%~13.54%という結果が出ました。
 
資産運用をおこなう上で利回りが10%であるというのは高いのでしょうか低いのでしょうか。一般的な投資家の平均利回りと、世界で最も偉大な投資家と言われている、ウォーレン・バフェット氏と比べることによって、その利回りがどれほどのものなのかを見てみましょう。
 

投資の神様ウォーレン・バフェットとは

投資の神様と言われているウォーレン・バフェットとは、アメリカの資産家であり、世界長者番付ではビル・ゲイツ氏などと並び常に上位にランクインしています。
 
短期間で金を稼ぐというわけではなく、長期間での投資をスタイルとしていて、堅実に資産運用をすることによって莫大な利益を生み出しているそうです。ウォール街等の金融街ではなく地元ネブラスカ州オマハを中心とした生活を送っている為、多くの人から敬愛の念を込めて「オマハの賢人」と呼ばれている人です。
 

ウォーレン・バフェットの逸話と利回り

ウォーレン・バフェットは子供の頃からビジネスに興味があり、最初にビジネスを始めたのは6歳の頃です。コーラを祖父の家で仕入れて高く売るという方法で利益を得ていたそうです。
 
11歳の頃から株式による資産運用をおこない、高校生になる頃にはピンボールを美容院に置くビジネスで利益を安定的に得ていました。
 
そんなウォーレン・バフェットは37年間資産運用をおこない、投資の元金を1949倍6兆円にまでしています。ウォーレンの資産運用による年利は22.6%だそうです。
 
 

投資の神様とロボアドバイザー

 
10万円10年間資産運用をおこなった際の利回り22.6%での儲かる額は、76万7千円ほどになります。そう聞くと、驚くほどの利回りに感じない人もいるかもしれません。
 
短期的に20%以上の儲けを出すこと自体はそれほど難しい話ではないそうですが、安定的にそれ程の利益を出し続けるのは、非常に困難だそうです。
 
元金とする額が大きく、より長期で運用をおこなえば当然、利益はより多くなります。宝くじや賭け事に比べると、利回りに物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、銀行に比べると遥かにお得ではないでしょうか。
 
投資の素人ですと損をすることのほうが多く、年の利回りを5%でも出し続ければ上出来だと言う人すらいるようで、やはり長期で利益を出すこと自体が難しいそうです。世界で最も偉大な投資家ウォーレン・バフェットほどではないですが、平均利回りが11.68%~13.54%のロボアドバイザーは非常に優秀ではないでしょうか。
 
 

さいごに

いかがでしたでしょうか。
 
ロボアドバイザーは、長期での資産運用をおこなうことに適しているようですので、競馬や宝くじのような短期での高い利率を最優先に考える人にとっては、最適ではないかもしれません。しかし、長期間でもコツコツと利益を出したいと考える人には向いているかもしれません。
 
ロボアドバイザーはサービス提供が始まってから日が浅いうえに、投資であるために当然、利益が確約できるものではありません。そのため今後、利回りが今後どう変化していくのかはまだわかりませんが、投資の神様のウォーレン・バフェットにどれほど近づいていくのか、目が離せませんね。
 
 


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佐野 祥貴

佐野 祥貴

新卒で入社した企業の出資先であるベンチャー企業に入社1ヶ月で出向、事業の立ち上げ、Web広告の営業、広報活動などを経て、finte編集部にて活動。全くの初心者にも知見のある方にも、わかりやすく、おもしろいフィンテックとの出会いをWebを通じて届けることができればと考えています。

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